こけしの保存方法
木の工芸品であるので、湿気乾燥の影響が少なく、また直射日光を避けることが望ましい。
こけしに触るときは、手が汚れていたり汗ばんでいてはいけない。
購入時に選ぶため触れる事があれば、手をハンカチ等で拭ってから触れるのがマナーである。
通常のこけしは蝋で仕上げして有るものだが、それでも出来る限り色落ちを避けるために必要な事である。
直射日光は色彩と木の劣化を進めるので、避けなければならない。湿度が高低すると、こけしが割れてしまったり、カビが生える原因となる。
こけしの鑑賞方法
こけしの鑑賞方法に絶対的な規則は無い。もちろん作り手(工人)の技量の問題はあるが、自分自身の感性で直感的に良し悪しを感じ取って良い。
従って他人が勧める物でも、表彰などで高く評価されていようとも、自分が気に入らなければ問題外である。
こけしを通じて工人の感性と直接的に向き合い、形態が美しいか表情は魅力的か、心に訴えるものがあるか、判断すれば良い。
伝統こけしに関しては、その成り立ちの背景にある東北各地の文化や、時代ごとの変化、各工人の育ちや作品に影響を受けた過程、作品ごとの個性を楽しむことが出来る。
東北という地域を理解する上で大変役に立つであろう。
こけしの系統
伝統こけしは産地によって特徴に違いがあり、主な物は下記の各系統に系統に分類することが出来る。
土湯系(土湯温泉、飯坂温泉、岳温泉・福島)
頭部には蛇の目の輪を描き、前髪と、鬘の間にカセと呼ぶ赤い模様がある。胴の模様は線の組み合わせが主体。
弥治郎系(白石市弥治郎・宮城)
頭頂にベレー帽のような多色の輪を描き、胴は太いロクロ線と簡単な襟や袖の手書き模様を描く。
遠刈田系(遠刈田温泉・宮城)
頭頂に赤い放射線状の飾りを描き、さらに額から頬にかけて八の字状の赤い飾りを描く。胴は手書きの花模様で菊や梅を重ねたものが一般的、まれに木目模様などもある。
鳴子系(鳴子温泉・宮城)
首が回るのが特徴。首を回すと「キュッキュ、キュッキュ」と音がする。胴体は中ほどが細くなっていて、極端化すれば凹レンズのような胴体を持つ。胴体には菊の花を描くのが通常である。
作並系(仙台市、作並温泉、山形市、米沢市、寒河江市、天童市・宮城・山形)
頭頂に輪形の赤い飾りを描き、胴は上下のロクロ線の間に菊模様が描かれる。
蔵王高湯系(蔵王温泉・山形)
頭頂に赤い放射状の手柄を描くが黒いおかっぱ頭もある。胴は菊や桜のほか、いろいろな植物を描く。
肘折系(肘折温泉・山形)
頭部は赤い放射線か黒頭で、胴模様は菊、石竹などが多い。
木地山系(木地山・秋田)
頭部には大きい前髪と鬘に、赤い放射線状の飾りを描く。胴は前垂れ模様が有名だが、菊のみを書いた古い様式もある。
南部系(盛岡、花巻温泉・岩手)
簡単な描彩に、頭がぐらぐら動くのが特徴。
津軽系(温湯温泉、大鰐温泉・青森)
単純なロクロ模様、帯、草花の他、ネブタ模様などを胴に描く。
これらの系統に含まれない伝統こけしも存在する。
こけしの歴史
こけしが生まれるには、主に次の三つの条件が必要だったと言われてる。一つ目は、木地師が山から降りて温泉地に定住し、湯治客の需要に直接触れるようになった事。二つ目は、赤物が伝えられた事。三つ目は、湯治習俗が一般農民に或る種の再生儀礼として定着した事。
赤物というのは赤い染料を使った玩具や土産物のこと、赤は疱瘡(天然痘)から守るといってこの赤物を喜んで買い求め、子供のもてあそび物にした。赤物玩具を作る人のことも、赤物玩具を背負って行商に売り歩く人のことも赤物師と呼んでいた。赤物のもっとも盛んな産地は、小田原から箱根にかけての一帯であり、その手法が江戸の末期、文化文政から天保の頃に東北に伝わった。東北の農民達がさかんに伊勢詣りや金比羅詣りに行って、その途上、小田原、箱根の木地玩具(赤物)を見るようになったのがその契機といわれる。湯治の農民達も土産物としてこの赤物の木地玩具を望むようになった。いままでお椀やお盆のように白木のまま出していた木地師が、色を付けた製品を出すようになるのは大きな変革であり、それは山の木地師が山から降りて湯治場に定着し、湯治客と直接接するようになって初めて起こったと考えられる。
当時の農民にとって湯治とは、厳しい作業の疲れを癒し、村落共同体の内外を問わず人々とのコミュニケーションを楽しむ重要な年中行事であった。事実上、農閑期以外に休日を持たない激務が続く中で、湯治場において得られる赤物こけしは心身回復のイメージと重ねられる縁起物でもあり、それを自らの家族の下へと運ぶ象徴的な形象であった。前述の通り、本来の用途は子供用の玩具であったにもかかわらず、現代においては一種の美術品としても見られる下地が存在するのはそのためである。 現在では江戸時代の末期、これら複数の条件が最も揃うと共に、冷害などのとりわけ過酷な環境の克服を余儀なくされ続けた東北地方において、こうしてこけしが発祥したものと考えられている。
また、あえて上記のような歴史的考察を無視し、「こけし」の起源を「子消し」に求めた説も一部に存在する。しかしそれらは何れも発音が似ている事以外に根拠を示す事が出来ず、広義の都市伝説とされる。
こけし
こけし(小芥子)とは、東北の温泉地で江戸末期(文化文政)ころから湯治客に土産物として売られはじめた轆轤(ろくろ)引きの木製の人形玩具で、一般的には球形の頭部と円柱の胴だけのシンプルな形態をしている。本来の玩具としてのこけしはキューピーなどの新興玩具に押されて大正期には衰退し、転業休業する工人も増えたが、一方で大正のころから趣味人が好んでこけしを蒐集するようになり、子供の玩具から大人の翫賞物として作り続けられた。東京、名古屋、大阪にこけしを集める蒐集家の集まりが出来て、一時休業した工人にも再開を促し、かなりの作者の作品が幸いにも今日まで残ることとなった。
こけし大きく分けて伝統的な形式に則った「伝統こけし」と個性が豊かな「新型こけし」に分かれる。「新型こけし」には近代的インテリアにあった工芸的な「創作こけし」と、戦後東北に限らず全国観光地で土産品として爆発的に売られた観光土産品の「こけし人形」がある。
「伝統こけし」は、産地ごとに形式が異なり、その形式と伝承経緯により約10種類の系統に分類される。
こけしの名称は、各地によってすこしづつ異なっており、木で作った人形からきた木偶(でく)系(きでこ、でころこ、でくのぼう)、這い這い人形からきた這子(ほうこ)系(きぼこ、こげほうこ)、芥子人形からきた芥子(けし)系(こげす、けしにんぎょう)などがあった。
「こけし」という表記も、戦前には多くの当て字による漢字表記(木牌子・木形子・木芥子・木削子など)があったが、昭和14年8月に鳴子温泉で開催された全国こけし大会で、仮名書きの「こけし」に統一すべきと決議した経緯があり、現在ではもっぱら「こけし」という用語がもちいられる。
毎年5月3日~5日まで、宮城県白石市において「全日本こけしコンクール」が開催される。最も優れた作品には、最高賞として内閣総理大臣賞が授与される。 また鳴子では9月の第1土曜日曜に「全国こけし祭り」が開かれ、コンクールや工人の製作実演が行なわれる。
9)日本各地の伝統工芸品 九州
博多織(織物、1976年通商産業大臣指定品)
久留米絣(織物、1976年通商産業大臣指定品)
小石原焼(陶磁器、通商産業大臣指定品)
上野焼(陶磁器、1988年通商産業大臣指定品)
八女福島仏壇(仏壇・仏具、1977年通商産業大臣指定品)
博多人形(人形、1976年通商産業大臣指定品)
八女提灯(その他工芸品、2001年経済産業大臣指定品)※経済産業省として初の指定
佐賀県
伊万里焼・有田焼(陶磁器、1977年経済産業大臣指定品)
唐津焼(陶磁器、1988年経済産業大臣指定品)
長崎県
三川内焼(陶磁器、1978年経済産業大臣指定品)
波佐見焼(陶磁器、1978年経済産業大臣指定品)
熊本県
小代焼(陶磁器、2003年経済産業大臣指定品)
天草陶磁器(陶磁器、2003年経済産業大臣指定品)
肥後象がん(金工品、2003年経済産業大臣指定品)
大分県
別府竹細工(竹工品、1979年経済産業大臣指定品)
小鹿田焼 (陶磁器)
宮崎県
本場大島紬(織物、1975年経済産業大臣指定品)
都城大弓(竹工品、1994年経済産業大臣指定品)
鹿児島県
本場大島紬(織物、1975年経済産業大臣指定品)
薩摩焼(陶磁器、2002年経済産業大臣指定品)
川辺仏壇(仏壇・仏具、1975年経済産業大臣指定品)
沖縄県
久米島紬(織物、1975年経済産業大臣指定品)
宮古上布(織物、1975年経済産業大臣指定品)
読谷山花織(織物、1976年経済産業大臣指定品)
読谷山ミンサー(織物、1976年経済産業大臣指定品) → ミンサー織り
琉球絣(織物、1983年経済産業大臣指定品)
首里織(織物、1983年経済産業大臣指定品)
与那国織(織物、1987年経済産業大臣指定品)
喜如嘉の芭蕉布(織物、1988年経済産業大臣指定品)
八重山ミンサー(織物、1989年経済産業大臣指定品)
八重山上布(織物、1989年経済産業大臣指定品)
琉球びんがた(染色品、1984年経済産業大臣指定品)
壺屋焼(陶磁器、1976年経済産業大臣指定品)
琉球漆器(漆器、1986年経済産業大臣指定品)
8)日本各地の伝統工芸品 四国
阿波正藍しじら織(織物、1978年経済産業大臣指定品)
大谷焼(陶磁器、2003年経済産業大臣指定品)
阿波和紙(和紙、1976年経済産業大臣指定品)
香川県
香川漆器(漆器、1976年経済産業大臣指定品)
丸亀うちわ(その他工芸品、1997年経済産業大臣指定品)
愛媛県
砥部焼(陶磁器、1976年経済産業大臣指定品)
大洲和紙(和紙、1977年経済産業大臣指定品)
高知県
土佐刃物(金工品、1998年経済産業大臣指定品)
土佐和紙(和紙、1976年経済産業大臣指定品)
7)日本各地の伝統工芸品 中国
弓浜絣(織物、1975年経済産業大臣指定品)
因州和紙(和紙、経済産業大臣指定品)
出雲石燈ろう(石工品・貴石細工、1976年経済産業大臣指定品)
島根県
石見焼(陶磁器、1994年経済産業大臣指定品)
石州和紙(和紙、1989年経済産業大臣指定品)
雲州そろばん(文具、1985年経済産業大臣指定品)
出雲石燈ろう(石工品・貴石細工、1976年経済産業大臣指定品)
岡山県
備前焼(陶磁器、1982年経済産業大臣指定品)
勝山竹細工(竹工品、1979年経済産業大臣指定品)
広島県
宮島細工(木工品、1982年経済産業大臣指定品)
広島仏壇(仏壇・仏具、1978年経済産業大臣指定品)
熊野筆(文具、1975年経済産業大臣指定品)
福山琴(その他工芸品、1985年経済産業大臣指定品)
山口県
萩焼(陶磁器、2002年経済産業大臣指定品)
大内塗(漆器、1989年経済産業大臣指定品)
赤間硯(文具、1976年経済産業大臣指定品)
6)日本各地の伝統工芸品 関西
近江上布(織物、1977年経済産業大臣指定品)
信楽焼(陶磁器、1975年経済産業大臣指定品)
彦根仏壇(仏壇・仏具、1975年経済産業大臣指定品)
京都府
西陣織(織物、1976年経済産業大臣指定品)
京鹿の子絞(染色品、1976年経済産業大臣指定品)
京友禅(染色品、1976年経済産業大臣指定品)
京小紋(染色品、1976年経済産業大臣指定品)
京黒紋付染(染色品、1979年経済産業大臣指定品)
京繍(その他繊維製品、1976年経済産業大臣指定品)
京くみひも(その他繊維製品、1976年経済産業大臣指定品)
京焼・清水焼(陶磁器、1977年経済産業大臣指定品)
京漆器(漆器、1976年経済産業大臣指定品)
京指物(木工品、1976年経済産業大臣指定品)
京仏壇(仏壇・仏具、1976年経済産業大臣指定品)
京仏具(仏壇・仏具、1976年経済産業大臣指定品)
京石工芸品(石工品・貴石細工、1982年経済産業大臣指定品)
京人形(人形、1986年経済産業大臣指定品)
京扇子(その他工芸品、1977年経済産業大臣指定品)
京うちわ(その他工芸品、1977年経済産業大臣指定品)
京表具(その他工芸品、1997年経済産業大臣指定品)
大阪府
大阪欄間(木工品、1975年経済産業大臣指定品)
大阪唐木指物(木工品、1977年経済産業大臣指定品)
大阪泉州桐箪笥(木工品、1989年経済産業大臣指定品)
大阪金剛簾(竹工品、1996年経済産業大臣指定品)
堺打刃物(金工品、1982年経済産業大臣指定品)
大阪浪華錫器(金工品、1988年経済産業大臣指定品)
大阪仏壇(仏壇・仏具、経済産業大臣指定品)
兵庫県
丹波立杭焼(陶磁器、1978年経済産業大臣指定品)
出石焼(陶磁器、経済産業大臣指定品)
豊岡杞柳細工(木工品、1992年経済産業大臣指定品)
播州三木打刃物(金工品、1996年経済産業大臣指定品)
播州そろばん(文具、1976年経済産業大臣指定品)
播州毛鉤(その他工芸品、1987年経済産業大臣指定品)
奈良県
高山茶筌(竹工品、経済産業大臣指定品)
奈良筆(文具、1977年経済産業大臣指定品)
和歌山県
紀州漆器(漆器、経済産業大臣指定品)
紀州箪笥(木工品、1987年経済産業大臣指定品)
5)日本各地の伝統工芸品 東海
美濃焼(陶磁器、1978年経済産業大臣指定品)
飛騨春慶(漆器、1975年経済産業大臣指定品)
一位一刀彫(木工品、1975年経済産業大臣指定品)
美濃和紙(和紙、1985年経済産業大臣指定品)
岐阜提灯(その他工芸品、1995年経済産業大臣指定品)
静岡県
駿河竹千筋細工(竹工品、1976年経済産業大臣指定品)
駿河雛具(人形、1994年経済産業大臣指定品)
駿河雛人形(人形、1994年経済産業大臣指定品)
愛知県
有松・鳴海絞(染色品、1975年経済産業大臣指定品)
名古屋友禅(染色品、1988年経済産業大臣指定品)
名古屋黒紋付染(染色品、1988年経済産業大臣指定品)
赤津焼(陶磁器、1977年経済産業大臣指定品)
瀬戸染付焼(陶磁器、1997年経済産業大臣指定品)
常滑焼(陶磁器、1976年経済産業大臣指定品)
名古屋桐箪笥(木工品、1981年経済産業大臣指定品)
名古屋仏壇(仏壇・仏具、1976年経済産業大臣指定品)
三河仏壇(仏壇・仏具、1976年経済産業大臣指定品)
豊橋筆(文具、1976年経済産業大臣指定品)
岡崎石工品(石工品・貴石細工、1979年経済産業大臣指定品)
尾張七宝(その他工芸品、1995年経済産業大臣指定品)
三重県
伊賀くみひも(その他繊維製品、1976年経済産業大臣指定品)
四日市萬古焼(陶磁器、1979年経済産業大臣指定品)
伊賀焼(陶磁器、1982年経済産業大臣指定品)
鈴鹿墨(文具、1980年経済産業大臣指定品)
伊勢形紙(工芸用具・材料、1988年経済産業大臣指定品)
伊勢神宮宝物(式年遷宮毎に製作 人間国宝製作 2000年の伝統工芸品)-太刀など17種類
4)日本各地の伝統工芸品 北陸
高岡漆器(漆器、1975年経済産業大臣指定品)
井波彫刻(木工品、1975年経済産業大臣指定品)
高岡銅器(金工品、経済産業大臣指定品)
越中和紙(和紙、1988年経済産業大臣指定品)
庄川挽物木地(工芸用具・材料、1978年経済産業大臣指定品)
石川県
牛首紬(織物、1988年経済産業大臣指定品)
加賀友禅(染色品、1975年経済産業大臣指定品)
加賀繍(その他繊維製品、1991年経済産業大臣指定品)
九谷焼(陶磁器、1975年経済産業大臣指定品)
輪島塗(漆器、1975年経済産業大臣指定品)
山中漆器(漆器、1975年経済産業大臣指定品)
金沢漆器(漆器、1980年経済産業大臣指定品)
金沢仏壇(仏壇・仏具、1976年経済産業大臣指定品)
七尾仏壇(仏壇・仏具、1978年経済産業大臣指定品)
金沢箔(工芸用具・材料、1977年経済産業大臣指定品)
美川仏壇(仏壇、1987年石川県知事指定品)
福井県
越前焼(陶磁器、1986年経済産業大臣指定品)
越前漆器(漆器、1975年経済産業大臣指定品)
若狭塗(漆器、1978年経済産業大臣指定品)
越前打刃物(金工品、1979年経済産業大臣指定品)
越前和紙(和紙、経済産業大臣指定品)
若狭めのう細工(石工品・貴石細工、1976年経済産業大臣指定品)
3)日本各地の伝統工芸品 甲信越
塩沢紬(織物、1975年経済産業大臣指定品)
本塩沢(織物、1976年経済産業大臣指定品)
小千谷縮(織物、1975年経済産業大臣指定品)
小千谷紬(織物、1975年経済産業大臣指定品)
十日町絣(織物、1982年経済産業大臣指定品)
十日町明石ちぢみ(織物、1982年経済産業大臣指定品)
村上木彫堆朱(漆器、1976年経済産業大臣指定品)
新潟漆器(漆器、2003年経済産業大臣指定品)
加茂桐箪笥(木工品、1976年経済産業大臣指定品)
燕鎚起銅器(金工品、1981年経済産業大臣指定品)
越後与板打刃物(金工品、1986年経済産業大臣指定品)
新潟・白根仏壇(仏壇・仏具、1980年経済産業大臣指定品)
長岡仏壇(仏壇・仏具、1980年経済産業大臣指定品)
三条仏壇(仏壇・仏具、経済産業大臣指定品)
長野県
信州紬(織物、1975年経済産業大臣指定品)
木曽漆器(漆器、1975年経済産業大臣指定品)
松本家具(木工品、1976年経済産業大臣指定品)
南木曽ろくろ細工(木工品、1980年経済産業大臣指定品)
信州打刃物(金工品、1982年経済産業大臣指定品)
飯山仏壇(仏壇・仏具、1975年経済産業大臣指定品)
内山紙(和紙、1976年経済産業大臣指定品)
曲物(1982年長野県知事指定)
蘭檜笠(1982年長野県知事指定)
お六櫛(1982年長野県知事指定)
木曽材木工芸品(1982年長野県知事指定)
長野県農民美術(1982年長野県知事指定)
白樺工芸品(1982年長野県知事指定)
軽井沢彫(1983年長野県知事指定)
秋山木鉢(1983年長野県知事指定)
桐下駄(1983年長野県知事指定)
信州竹細工(1983年長野県知事指定)
信州鋸(1983年長野県知事指定)
あけび蔓細工(1984年長野県知事指定)
信州手描友禅(1986年長野県知事指定)
龍渓硯(1987年長野県知事指定)
山梨県
甲州水晶貴石細工(石工品・貴石細工、1976年通商産業大臣指定品)
甲州印伝(その他工芸品、1987年通商産業大臣指定品)
甲州手彫印章(その他工芸品、2000年通商産業大臣指定品)※通商産業省としては最後の指定
2)日本各地の伝統工芸品 関東
結城紬(織物、1977年経済産業大臣指定品)
笠間焼(陶磁器、1992年経済産業大臣指定品)
真壁石燈籠(石工品・貴石細工、1995年経済産業大臣指定品)
栃木県
結城紬(織物、1977年経済産業大臣指定品)
益子焼(陶磁器、1979年経済産業大臣指定品)
群馬県
伊勢崎絣(織物、1975年経済産業大臣指定品)
桐生織(織物、1977年経済産業大臣指定品)
高崎だるま(人形)
埼玉県
春日部桐箪笥(木工品、1979年経済産業大臣指定品)
江戸木目込人形(人形、1978年経済産業大臣指定品)
小川和紙(和紙)
千葉県
房州うちわ(その他工芸品、2003年経済産業大臣指定品)
東京都
村山大島紬(織物、1975年経済産業大臣指定品)
本場黄八丈(織物、1977年経済産業大臣指定品)
多摩織(織物、1980年経済産業大臣指定品)
東京染小紋(染色品、1976年経済産業大臣指定品)
東京手描友禅(染色品、1980年経済産業大臣指定品)
江戸指物(木工品、1997年経済産業大臣指定品)
江戸和竿(竹工品、1991年経済産業大臣指定品)
東京銀器(金工品、1979年経済産業大臣指定品)
江戸木目込人形(人形、1978年経済産業大臣指定品)
江戸からかみ(その他工芸品、1999年経済産業大臣指定品)
江戸切子(その他工芸品、2002年経済産業大臣指定品)
神奈川県
鎌倉彫(漆器、1979年経済産業大臣指定品)(三橋鎌山などが著名)
小田原漆器(漆器、1984年経済産業大臣指定品)
箱根寄木細工(木工品、1984年経済産業大臣指定品)
小田原ちょうちん(その他工芸品)
1)日本各地の伝統工芸品 北海道・東北
2006年現在も、経済産業省の指定を受けている伝統的工芸品はない。
北海道に伝統工芸品がない理由としては、単に開拓されてから年月が浅いだけではなく、積雪・寒冷な気候により、住生活や服装などで和風の生活様式があまり浸透しなかったことや、陶磁器や漆器などの場合は原材料の産出や加工が季節的に制約されざるを得なかったことも要因として考えられる。
青森県
津軽塗(漆器、1975年経済産業大臣指定品)
岩手県
秀衡塗(漆器、1985年経済産業大臣指定品)
浄法寺塗(漆器、1985年経済産業大臣指定品)
岩谷堂箪笥(木工品、1982年経済産業大臣指定品)
南部鉄器(金工品、1975年経済産業大臣指定品)
宮城県
鳴子漆器(漆器、1991年経済産業大臣指定品)
雄勝硯(文具、1985年経済産業大臣指定品)
宮城伝統こけし(人形、1981年経済産業大臣指定品)
秋田県
川連漆器(漆器、1976年経済産業大臣指定品)
樺細工(木工品、1976年経済産業大臣指定品)
大館曲げわっぱ(木工品、1980年経済産業大臣指定品)
秋田杉桶樽(木工品、1984年経済産業大臣指定品)
山形県
置賜紬(織物、1976年通商産業大臣指定品)
山形鋳物(金工品、1975年通商産業大臣指定品)
山形仏壇(仏壇・仏具、1980年通商産業大臣指定品)
天童将棋駒(その他工芸品、1995年通商産業大臣指定品)
羽越しな布(染色、2005年経済産業大臣指定品)
福島県
大堀相馬焼(陶磁器、1978年経済産業大臣指定品)
会津本郷焼(陶磁器、1993年経済産業大臣指定品)
会津塗(漆器、1975年経済産業大臣指定品)
奥会津編み組細工(木工品、2003年経済産業大臣指定品)
伝統工芸品
以下では、日本に限定して紹介する。
概要
伝統工芸品と言っても使う材料、工芸的手法、使用用途によって幅広い。明治時代以降、工業的な大量生産を取り入れたものもある。
伝統的工芸品産業の振興に関する法律(昭和49年5月25日、法律第57号)に基づいて経済産業大臣により指定された伝統工芸については、行政的には伝統的工芸品と呼ばれる。 2007年(平成19年)3月現在、経済産業大臣が指定する伝統的工芸品は全国に210品ある。
経済産業大臣指定の主な要件に、日用品であること、手作りであること、100年以上の積み重ねがあること、産地が形成されている(30人以上の従事者がいること。)こと、などがある。
織物
竹工品
染色
藍染めの手法が広く知られている。紅花染めや茜染めという手法もある。
木工
指物や寄木細工と言われる手法が知られている。
漆器
金工品
陶磁器
石工
伝統工芸
日本の伝統工芸としては、伝統的工芸品産業の振興に関する法律に基づき、国(経済産業省指定)が認定する伝統的工芸品。
また、各地方自治体が認定する伝統工芸等がある。
おもな伝統工芸品
大館曲げわっぱ(秋田県)、南部鉄器(岩手県)、宮城伝統こけし(宮城県)、会津塗(福島県)、益子焼(栃木県)、江戸木目込人形(埼玉県)、江戸切子(東京都)、赤津焼(愛知県)、輪島塗(石川県)、九谷焼(石川県)、信楽焼(滋賀県)、西陣織(京都府)、備前焼(岡山県)、熊野筆(広島県)、土佐和紙(高知県)、博多人形(福岡県)、久留米がすり(福岡県)、唐津焼(佐賀県)、伊万里(佐賀県)、有田焼(佐賀県)、大島紬(鹿児島県)、琉球びんがた(沖縄県)
伝統工芸品の種類
陶磁器…「九谷焼」・「備前焼」など
織 物…「西陣織」・「久留米がすり」など
漆 器…「会津塗」・「輪島塗」など
和 紙…「土佐和紙」など
金工品…「南部鉄器」など
木工品…「大館曲げわっぱ」など
人 形…「博多人形」など
こけし…「宮城伝統こけし」など
伝統工芸の特徴
熟練した技が必要
手工業である
日常生活で使われている
代々長い歴史がある
伝統工芸の問題点
若い後継者の不足
原材料の不足
値段が高い
国からの保護
昔からの伝統工業の技術を、守り、育て、発展させるために「伝統的工芸品産業の振興に関する法律」が、作られた。伝統的工芸品の指定条件は、以下の通りである。
日常生活で使われている工芸品である
手工業である
技術、原材料が100年以上受け継がれている
一定の地域で産業として成り立っている
2006年(平成18年)11月現在、経済産業大臣が指定する伝統的工芸品は全国に207品目ある。
夏の風物詩 風鈴
画像を右クリック「対象をファイルに保存」としてパソコンに保存してください。
| 風鈴(ふうりん)とは、主に日本において夏の間、家の軒下などに吊り下げられる、風を受けると音が鳴るよう仕組みになっている鈴である。夏の風物詩の一つとなっている。 金属・ガラス・陶器などでできた小さな鐘、銅鐸の形をしたものが一般的である。鐘の中に「舌」と呼ばれる部品がついており、舌には糸を通して短冊などがつけられている。短冊が風を受けると舌が鐘に当たり、チリリーンと涼しげな音が鳴る。 風鈴の音は、多くの日本人にとって涼しさを感じさせる音である。また、見た目も冷たい水や金属を連想させるような涼しい色合いになっていることが多い。 材質 鉄器(金属製)のものは南部鉄器でできた南部風鈴(岩手県奥州市の水沢駅はこれで日本の音風景100選に選ばれている)。高岡風鈴も鉄器である。 ガラス製としては江戸風鈴が特に有名。他にも紀州の備長炭を使ったものがある。小田原風鈴など各地に独特の風鈴がある。材質としては真鍮、アルミ、木製のものなどがある。 音色の好み 南部風鈴や高岡風鈴は、舌が鉄に触れてリーンと長くあるいは高く鳴る。 これに対して、江戸風鈴は長いガラスの舌が、外周のガラスをこすって、チリチリチリとかすかに鳴る。 この二つの傾向を対極として、その中間的な音色も多い。 形状 西洋では金属、もしくは木製の細長い筒を幾つか並べ、風が吹くとお互いがぶつかり合って音を発するものが一般的。 また、それと似たような原理で四本(二対)の火箸を組み合わせた火箸風鈴などがある。 | ![]() 1024×768ピクセル 407kb |
![]() 1024×768ピクセル 496kb | |
![]() 1024×768ピクセル 520kb | |
![]() 1024×768ピクセル 590kb | |
![]() 1024×768ピクセル 562kb | |
![]() 1024×620ピクセル 580kb |





