日本伝統文化

日本伝統文化
日本の伝統文化を写真で解説します

こけしの系統

伝統こけしは産地によって特徴に違いがあり、主な物は下記の各系統に系統に分類することが出来る。
土湯系(土湯温泉、飯坂温泉、岳温泉・福島)
頭部には蛇の目の輪を描き、前髪と、鬘の間にカセと呼ぶ赤い模様がある。胴の模様は線の組み合わせが主体。

弥治郎系(白石市弥治郎・宮城)
頭頂にベレー帽のような多色の輪を描き、胴は太いロクロ線と簡単な襟や袖の手書き模様を描く。

遠刈田系(遠刈田温泉・宮城)
頭頂に赤い放射線状の飾りを描き、さらに額から頬にかけて八の字状の赤い飾りを描く。胴は手書きの花模様で菊や梅を重ねたものが一般的、まれに木目模様などもある。

鳴子系(鳴子温泉・宮城)
首が回るのが特徴。首を回すと「キュッキュ、キュッキュ」と音がする。胴体は中ほどが細くなっていて、極端化すれば凹レンズのような胴体を持つ。胴体には菊の花を描くのが通常である。

作並系(仙台市、作並温泉、山形市、米沢市、寒河江市、天童市・宮城・山形)
頭頂に輪形の赤い飾りを描き、胴は上下のロクロ線の間に菊模様が描かれる。

蔵王高湯系(蔵王温泉・山形)
頭頂に赤い放射状の手柄を描くが黒いおかっぱ頭もある。胴は菊や桜のほか、いろいろな植物を描く。

肘折系(肘折温泉・山形)
頭部は赤い放射線か黒頭で、胴模様は菊、石竹などが多い。

木地山系(木地山・秋田)
頭部には大きい前髪と鬘に、赤い放射線状の飾りを描く。胴は前垂れ模様が有名だが、菊のみを書いた古い様式もある。

南部系(盛岡、花巻温泉・岩手)
簡単な描彩に、頭がぐらぐら動くのが特徴。

津軽系(温湯温泉、大鰐温泉・青森)
単純なロクロ模様、帯、草花の他、ネブタ模様などを胴に描く。

これらの系統に含まれない伝統こけしも存在する。



このエントリーのトラックバックURL

http://pcweb06.sakura.ne.jp/11mt/mt-tb.cgi/98

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

名前:

メールアドレス:

URL:

この情報を登録しますか?

コメント: (スタイル用のHTMLタグが使えます)

プロフィール
パソコン暦20年ですがほとんど仕事でした。これからは趣味のパソコンとして楽しみながら操作したいと思っています。
運営ポリシー
日本伝統文化は長い歴史のなかで育まれてきたものです、その文化を再発見して下さい。 日本伝統文化の中には後継者不足の問題などで消滅してしまうものもあります。
また、伝統的建造物も耐久年数がありますので、昔のままの保存が困難になってきています。
現状を撮影してどんな状態なのか、紹介していきたいと思います。
いつまでも参考にしていただけるブログを目指します。
☆これからも応援よろしく☆
あなたに育てられるブログです★