日本伝統文化

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重要伝統的建造物群保存地区

重要伝統的建造物群保存地区(じゅうようでんとうてきけんぞうぶつぐんほぞんちく)は、日本の文化財保護法第144条に基づき、市町村が条例等により決定した「伝統的建造物群保存地区」のうち、特に価値が高いものとして国(文部科学大臣)が選定したものを指す。略して「重伝建地区」、または「重伝建」、「伝建」と称することが多い。

概要
文化財保護法で言う「伝統的建造物群」とは、城下町、宿場町、門前町、寺内町、港町、農漁村などの、周囲の環境と一体をなして歴史的風致を形成している伝統的建造物群を指す。この制度は、文化財としての建造物を「点」ではなく「面」で保存しようとするもので、保存地区内では社寺、民家、蔵などの建築物はむろん、門、土塀、石垣、水路、墓などの「工作物」、庭園、生垣、樹木などの「環境物件」を特定し、保存措置を図ることとされている。重要伝統的建造物群保存地区については、文部科学大臣は「指定」ではなく市町村の申し出に基づき「選定」を行うこととされている。2007年3月現在、日本全国で81地区が選定されている。

問題
広島県福山市の鞆の浦では、市当局の「鞆港埋立による架橋計画と町並み保存は一体」との考えから、埋め立て架橋計画の白紙化と共に町並み保存計画も白紙化された。この件に関して、重伝建の選定を望む住民などは、架橋計画とは切り離して町並み保存計画を進めるよう要望している。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



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